プレオルソ(準備矯正)は
“本格矯正前のトレーニング”です
お子様の歯並びや噛み合わせが気になるとき、多くの保護者の方が「いつから矯正治療を始めればいいの?」と悩まれます。
中央歯科クリニックでは、そのようなご不安を解消し、将来的な本格矯正をよりスムーズに・効果的に進めるための“準備矯正”としてプレオルソをおすすめしています。
なぜ「本格矯正の前」に必要なの?
歯並びの乱れは、「歯」だけでなく、呼吸・舌の使い方・姿勢・口周りの筋肉など、日常的な癖や機能の不調和が原因で起こることが多いのです。
そのため、歯を動かすだけの矯正ではなく、歯が正しい位置に並びやすくなる“土台”を整えることが重要です。
プレオルソは、下記のような働きがあります。
- 鼻呼吸の習慣づけ
- 舌の正しい位置の学習
- 嚥下(飲み込み方)・発音の改善
- 顎の正常な発育促進
- 筋機能バランスの調整
これにより、本格矯正が必要となった際にも、抜歯や長期治療のリスクを減らすことができます。
◆ プレオルソ(準備矯正)はこんなお子様におすすめ
- 4〜8歳頃の乳歯列および混合歯列期のお子様
- 受け口(反対咬合)、出っ歯や開咬などの傾向が見られる
- 口呼吸・指しゃぶりや頬杖などの癖がある
- 歯列がガタガタになりそうで心配
- できるだけ自然な方法で治療したい
治療方法と流れ
- 就寝時+日中1時間程度の装着(取り外し式のマウスピース型装置)
- 月に1回のチェック・調整
- 必要に応じて、口腔筋機能トレーニングも行います
本格矯正を「しないですむ可能性」も!
早期にプレオルソ(準備矯正)を導入し、口腔機能の改善がしっかりできた場合は、本格的なワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザライン®)を行わずに済む場合もあります。
もちろん、将来矯正が必要となる場合も、より簡単で短期間の治療で済むことが多くなります。
~T4K・ムーシールドなどの違いと適応~
小児矯正は“早めの一歩”が未来を変えます
お子様の歯並びが気になるけれど、
「いつから矯正を始めるべき?」
「どんな方法があるの?」
と不安に思われている保護者の方も多いのではないでしょうか?
中央歯科クリニックでは、お子様の成長に合わせて選べる マウスピース型矯正装置をご提案しています。
それぞれの特徴を知り、安心して治療を進めていただけるよう、わかりやすくご紹介します。
小児マウスピース矯正(T4K、ムーシールド®など)の選択肢
T4K® | ムーシールド® | |
---|---|---|
対象年齢 | 5〜8歳程度 | 4〜6歳(乳歯列期) |
主な目的 | 歯口腔筋機能の改善と顎の発育促進 | 反対咬合(受け口)の早期改善 |
使用装置 | やわらかい既製マウスピース | 硬い既製の受け口改善マウスピース |
装着時間 | 就寝+日中1時間 | 就寝時中心 |
筋機能訓練 | 必須(毎日5分) | 舌・唇の訓練が必要 |
協力度 | 中程度 | 高い |
向いている症状 | 出っ歯、開咬、叢生予防など | 受け口のみ |
本格矯正との関係 | 前段階として有効 | 早期治療で矯正回避も可能 |
それぞれの装置を詳しくご紹介
▶ プレオルソ:筋機能の乱れをやさしく整える“導入編”
- 柔らかい素材でできた既製マウスピース
- 出っ歯や受け口、開咬などを“育てながら整える”
- 就寝+1日1時間の装着でOK
- 毎日の簡単な筋トレなので比較的取り組みやすい
- 歯並びの根本原因(口呼吸・逆嚥下・舌の位置)に着目
▶ ムーシールド:乳歯列期の受け口に特化した早期治療
- 対象は3〜6歳の反対咬合
- 就寝時のマウスピースで舌の位置や筋力バランスを改善
- 外科的矯正を避ける“最後の砦”になることも
ご家族の協力が成功のカギです
プレオルソ(準備矯正)は、ただ「装置をつけるだけ」では十分な効果は得られません。
お子様のやる気、ご家族の見守り・声かけが治療成功の最大のポイントです。
当院では、モチベーションを保てる仕組みと、わかりやすいサポート体制をご用意しています。
初回カウンセリングを随時受付中
「本当に矯正が必要?」「うちの子でもできる?」
そんな疑問をお持ちの方は、まずはカウンセリングへ。
お子様のお口の状態をチェックし、最適な選択肢をご案内いたします。
お気軽にご相談ください。
